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消臭剤の仕事をやっていながら、こんなコトを言うのもなんですが…

「消臭剤なんか買わなくて良いのに」

と思うことがよくあります。


1998年のファブリーズの発売をきっかけに
一般家庭でも 「消臭剤」 が注目されるようになりました。


それまでは、

  「芳香剤」

  「脱臭剤」が中心でした。



消臭剤なんかいらない_f0047612_1219086.gif・「芳香剤」とは、
ルームシャルダン(エステー)に代表されるような、イヤな臭いを香りで覆い隠すもの。

古くから、「お香」「香水」などは世界各地で使われており、代表的な消臭方法の一つです。


消臭剤なんかいらない_f0047612_12192059.gif・「脱臭剤」とは、
キムコ(小林製薬)に代表されるような、イヤな臭いを吸い取るもの。

こちらも古くから、「活性炭」「重曹」の脱臭効果がよく知られています。



「芳香」も、「脱臭」も、伝統的な消臭手段ですが
どちらも、劇的にニオイをなくすものではありません。



そもそも日本の木造家屋は、気密性が低く、
ニオイが部屋の中にこもることがありませんでした。


だから、臭いは自然に消えていたのだと思います。


しかし近年、鉄筋コンクリートやアルミサッシが普及して、部屋の密閉性が高くなったために、屋内に臭いがこもるようになりました。



そんな、消臭へのニーズが高まっていた折に

1998年ファブリーズが発売されました。


大規模にCM展開した結果



 「臭いが気になったら、シュッとスプレーする」


という新しい常識を生み出しました。



マーケティング的には、大成功を収めて、新しい市場を作り出したのですが、
私は疑問を抱くことがあります。



たとえば、

 ・犬が部屋にウンチをしたときに、シュッとスプレー

 ・部屋で焼肉をしたときにシュッとスプレー


そういう方がいらっしゃいます。

しかし、スプレーする前にしなきゃいけないコトが無いでしょうか?



それは、究極の消臭方法

 ・臭いの元を取り除くこと

 ・空気を入れ替えること



の2つです。



犬のウンチをまず片付けて、窓を開けましょう。

焼肉をした後は、壁の油を拭きとって、窓を開けましょう。



それで、ほとんどの臭いは消臭できます。



しかも空気を入れ替えることは、臭いの問題だけでなく、健康的な生活のためにも必要不可欠なものです。


ですから、消臭剤を使う前に、もう一度考えていただきたいのです。


消臭剤を使わないで臭いを消す方法は無いのか?

もし、答えが見つからなかった場合は、永田宛にご相談下さい。
もしかしたらお力になれるかもしれません。
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ハーパーベンソンなんでも掲示板
by u1_nagata | 2007-12-25 10:01 | ビジネスマン永田
アカペラグループOMU☆CHAの作曲担当&抗菌消臭剤メーカー「ハーパーベンソン」のウェブマスター永田雄一の日記です
by u1_nagata
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